JOURNAL

奄美にいきる

田中 宗豊 氏
プロサーファー、農家

海と風と共に生きる人々。陸と海は繋がり、その大いなる循環の中に身を置いているに過ぎない。だからこそ波乗りという遊びに夢中になり、次世代のためにそのままの環境を残したいと願う。田中宗豊の目に、奄美大島の海は、どんな風に映っているのだろう?

ミロコマチコ 氏
画家

目の前の今を、生き物として描く。「今、起こったことが、生きていったらいいなと思って」生き物という形にしていると言う。奄美大島の集落で暮らすミロコさんは、あらゆるエネルギーを生き物として捉えている。

CHAR : 土屋 尚幸 氏
写真家

自然の神秘の真っ只中で。Charさんことフォトグラファーの土屋尚幸さんが捉えたいと強く願っているのは、単に美しい風景でも波乗りのシーンでもなく、自然の神秘そのものだと言う。

小池 弘章 氏、泉 太郎 氏
一般社団法人稲作保存会

奄美の中でも稲作の歴史が残る、秋名地区。1990年代までは地域コミュニティによる自給的な食文化も保たれていた。しかし水の豊かな奄美ならではの、膝まで埋まりそうな深田は作業自体が容易ではなく、機械化も難を要する。高齢化と共に耕作放棄地が増え、衰退の道にあった。

山田 辰蔵氏
もずく漁師

奄美の海に潜り続けて半世紀以上。もずく漁師 山田辰蔵さんが見てきた奄美の海の中で実際に起こっている変化、直面する危機感について