5月13日、NEDIのメンバーと関係者で、竹田泰典龍郷町長を表敬訪問させていただき、各課の職員の皆さまも交えて意見交換をさせていただきました。
NEDIには、龍郷町出身者、現在龍郷町に住んでいる者もおり、ゆかりの深い自治体です。龍郷町の未来のためにも信頼関係と協力関係を築き、この町を、そして奄美大島を盛り上げていきたいと思っています。私たちからは、7月15日の「海の日」に予定しているイベントの説明などもさせていただき、龍郷町からの協賛も含めて快諾をいただきました。また、今後、龍郷町とも協力関係を築きながら活動を進めていくため、関係各課の皆さまも交えて、意見交換をさせていただきました。
竹田町長からは、この奄美の素晴らしい自然をいかに守り受け継ぎ、そして活用していくのか、龍郷町の地形条件、龍郷町内の海や森などの自然環境、龍郷町の保有施設などに関して、様々なお話をいただきました。龍郷町は太平洋と東シナ海の両方に面して、それぞれに特徴のある豊かな海があります。龍郷町には、アマミノクロウサギをはじめとする貴重な生き物が生息する森も広がっており、海と森ともにとても豊かな環境が残されているという特徴があります。町長もお話をされていましたが、奄美大島の各集落には集落清掃などを通じて、集落や海岸の清掃や維持に進んで取り組む伝統が根付いています。私たちも、地域の皆さまや行政の皆さまと協力をしながら、共に学ばせていただきながら、相互理解のもとで活動に取り組んでいきたいと考えています。
お話は尽きるところがありませんでしたが、竹田町長は、役場職員時代、サンゴの再生事業にも取り組まれていたこともあったそうです。私たちも、サンゴの再生については、他の地域での取り組みも視察して勉強をしているのですが、龍郷町でかつて行われた取り組みも生かして未来に繋げていくことができればたいと思いました。
海の環境を守り受け継いでいくためには、地域に暮らす皆さまの理解や協力関係がとても大切です。これからの少子高齢化による人口減少が進む社会のなかで、いかに地域を活性化しながらその環境を守り受け継いでいくのかということを考える必要があります。将来的には、修学旅行や観光などの交流人口の増加や地域の活性化にもつながる取り組みも行政とも協力しながら進めていくことができればと思っています。
行政の皆さまとも協力しながら活動をしていくためには、行政の職員の皆さまの側から見える視点や問題点なども共有しながら、 活動をしていくことが大切と考えています。今後は、同席いただいた役場職員の各部署の方々とも連絡を取り合いながら、未来に持続していくことができる地域づくりに貢献できるよう、活動を進めていきたいと思います。
この度は、竹田町長はじめ役場職員の皆さまと意見交換をさせていただき、ありがとうございました。