環境調査活動
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2024.05.20

県立大島北高校の授業での自然観察用機材としてカメラと三脚を寄贈しました

2024年5月16日、県立大島北高校「総合的学習(探求)の時間」における学習用の使用機材として望遠カメラと三脚を寄贈させていただきました。

「総合的な学習(探求)の時間」は、令和5年度の学習指導要領改訂で設けられることになった授業の枠です。この授業の枠では、探求の見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を課題を解決するため、生徒が地域に出かけたり、様々な体験活動を行ったり、多くの人と出会ったりしながら学んでいくといきます。生徒自らが、「問い」を立てて、「調査・分析」を行い、「行動」をして「検証」するという一連の流れから学ぶことをが目標の一つに掲げられています。

大島北高校では、「総合的な探求の時間」を奄美にちなんで「アマンday」と呼んでいるそうで、奄美大島に因むテーマ課題を設けて活動されています。

今回、大島北高校の「総合的な探求の時間」を利用して、学校の近くにある手花部集落の自然環境について学習するグループの皆さまに向けて、望遠カメラ2台と三脚2台を寄贈させていただきました。干潟の小さな生き物たちや鳥たちは、遠くから観察する必要があり、個体の識別や行動の観察のためには望遠カメラと三脚が必要になっていました。

校長先生からは「(カメラを使用することで)生徒の関心の幅が広がって嬉しい」とコメントをいただきました。

大島北高校の生徒の皆さまが、奄美大島の豊かで貴重な生態系を探求することで、故郷の素晴らしい自然を知り、それを守り伝える担い手になることを願っています。

今後も、私たち一般社団法人NEDIは、奄美大島の学生の皆さまの活動を応援していきたいと考えています。